今年は庭を見せて欲しいといわれ、4月の桜草のときおよびする。

皆とても喜んでくれた。やっと喜ばれる庭になった。何年かかったことだろう。

約18年、毎年庭の姿が変わって、一度として同じ庭にならない。

ジャーマンアイリスのとき、花菱草のとき、つつじのとき、芝生の時、スミレのとき

それぞれどの庭もわたしはすきだ。歩くところが年々少なくなってきている。

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お庭
H4年4月4日
H4.4.4
去年もそうですが、バラの新芽にゴマのような虫が、夫婦で住みつく。そして新芽はしおれてしまう。今年はその虫の取り方を覚え、だいぶ早く取れるようになる。
芽の下に手を開いておき、指で叩くとポロリと落ちる。虫は死んだまねをして逃げ出す。この手を使う虫は他に、百合につく小豆に似た虫もそうである。
この方法でこの虫系を退治できるようになった。これで穴だらけの百合とはおさらばである。地面に落ちると見えないので、手に落とすのがコツ。

蝉の幼虫は月桂樹の木の下だけかと思っていたら、ハナミズキや、金木犀の木の下など、庭のあちこち至るところに出没するので
驚いたり、関心したりする。

掘って分かったのですが、長雨でシラーベルビアナの球根が腐っていました。抜いて洗い、消毒をしてべつの土に植えかえました。雨のせいかつつじが青々として今年は葉がきれい。水仙は花付き悪く茎細く、困ったものです。

H4.4.18
山茶花の木を小さくする。切る度に毛虫の確認をすると、時々卵が付いている。でもまだ孵ってはいない。そおっと切り取り、葉を裏にして踏み潰す。

4.4.21
明日のゴミの日に備えて、もう一度毛虫の確認をする。毛虫の卵はもうみんな孵っていた。一ヶ所移動中のところもあったので、取除き燃やす。たった二日の間に毛虫がどっと孵るとは、恐ろしい。

H4.5.4
暑かったり、寒かったり、不安定な日が続くせいか皆風邪気味。今日は暑いので、水まきをする。そのそばにヒヨドリがさっと下りてきた。ホースの裂け目にできた水溜りで、のどをうるおしているようだ。
今日はヒヨドリにせよ、鳩にせよ、変な鳴き方をしていた。喉が渇いているのかな。鳩はピッピッと鳴き、ヒヨドリは何か助けを求めるような鳴き方。

H4.5.8
蒸し暑い日に入ってから急に毒けむしが発生する。ゼラニウムで毎朝10匹くらいとれる。大中小サイズは様々。なぜか右よりのプランターに出没する。ハットきがつくと椿にも、いるはいるは。椿の芽が喰い後を残されて見苦しい。
その虫を捕らえてみるが、2〜3匹取り残す。ゼラニウムには虫もつかないと、本に書いてあるが、青虫やら、ヨコバイ、トビモンオオエダシャク、毒蛾などなど、けっこう虫がつく。物好きな虫達なのだろうか。
     
H4.8.10
今年は毒蛾が、捕っても捕ってもいる。大中小いろいろなサイズ。毎年ゼラニウムにたくさん付くのだが、今年はそれ以上に至るところに出没する。マイッター。
今年初めての新顔も現れる。数匹捕まえるが、今日のは丸々してて大きい。足でつぶす。何故か中から50匹位の幼虫がウジャウジャ。アリが列をなして全部運び出す。最後に主の脱けがらボデイも運ぶ。
少し実験をこころみる。小アリの卵を大アリの巣の入り口に振ったらどうなるか。大アリはあわてず、小アリはみんな夢中になって、卵すべてを隠してしまった。

鳩がきてホースの上にペッタリと座り込む。ものぐさに座ったままついばむ。1.5メートル位の所から、顔を出して見ていても平気である。野鳩でスラリとしてスマートで美しい。その場所は日が当たり、穴の開いたホースから、水が多少こぼれ湿っている。そのホースに腹をこすりつけるようにしている。巣でも作るかのようにペッタリと落ち着いて座り、前の小枝などをまとめたりしている。あまり暑くて体を冷やしにきたのだろうか。屋上では、ヒヨドリが横に飛び跳ねていた。                      
ヒヨドリが3羽の雛を連れている。暫くして2羽になる。そのうち一羽は弱虫で親鳥の後をなかなか付いていけない。いつもテンポがおくれる。餌はコガネムシ、シャクトリムシだが、蝉が出始めると、蝉をたべる。今年は8月に入ってやっと蝉が鳴く。一声鳴いた蝉が食べられた。その後2〜3日して本格的に蝉の連弾が続く

H4.8.24
ジジジ、ジジジ、ジジジッジー変な鳴き方をする蝉。朝7時頃からなく。夜も時々ジ、ジとなく

H4.9.10
仕事日和なので庭の手入れをする。草むしり、つたとり、チュウレンジハチの駆除などしていると、百日紅に毒毛虫3匹発見。あわててとりのぞく。
隣のカリンの新芽が丸裸になっている。あれっ、これは何だろう。よ〜く眺める。一枚の葉にブツブツがあるのが見えた。これは毛虫のたまごか、幼虫か、推察する。
脚立を用意してその上にのり、遠くの方からその高い枝の様子をうかがう。もう孵ったあとみたいでもある。ピラカンサにでも移動したのかなと思いつつよく見るが、分からない。
不安定な姿勢に気お付けながらパチンと枝を切る。それと同時にふわっと糸をつけて赤いゴムのような毛虫がたれさがってきた。まるで落下傘のように。一瞬恐怖で脚立からひっくり返りそうになる。
最初から不安定な姿勢なので、何があっても慌てないように心に決めてはいた。が飛びのけたい気持ちだった。ぐっとこらえる。
自分に毛虫が付いてないか確認する。
そおっと脚立をおりる。もう怖くて悲鳴をあげたい思いでいっぱいなのに、冷静に振舞う。どうしよう、どうしよう、どうやって始末しようか頭の中がパニックになる。
新聞紙を木の下に置く。上から枯れ木でバンバン叩く。またまた毛虫が落ちてくる。
糸と糸が絡んで毛虫が3匹束になる。動きは鈍くて、落ちたらそのまんまでいる。ぶら下がっている時は、風まかせの感じである。
急いで上に登ろうともしないし、くねくねもしない。この毛虫の防御はどうなっているのかな〜などと考えてしまう。
茶毒蛾だと毒毛があるけれどこの毛虫は丸坊主なのである。不思議と思いつつ念のため、高い位置から叩き落すようにした。動きが少ないので始末は楽である。新聞紙でくるみ、小ビニール袋に入れて、黒の大ビニール袋で捨てる。
これでほっとする。
でもよく見るとまだ落ちこぼれがいた。そんな中に初めておめにかかる毛虫が落ちてきた。黄色で毛足の長いコロットした毛虫である。黒いニ串だんごのような模様がある。わりと品の良い柄である。よく見ようと思ったが、目に焼きつきそうなので、見ないことにする。
庭を始めて18年、やっと現れた毛虫。来年はもっと増えるのであろうか。名はなんというのであろうか。
次の日右腕に沢山のブチブチができる。左はパラパラ。ものすごく痒い。お湯で石鹸をつけて、そおっと洗い流し、毛虫の薬を擦り込む。よくマッサージをしたほうが、薬が浸透すると思い数日くりかえす。
右腕中央を押すと、腫れていて痛い。プチプチの周りは赤い。6日後位にかゆみが大分少なくなる。マッサージがよかったのだろうか。この毛虫もやっぱり毒毛をもっていたのか。丸裸なのにね。それとも脱け殻に毒があるのだろうか。
やっぱり何かしら防御策があるんだね。


以下の日記につづく
H4年9月27日〜
H5年7月1日〜







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